【第18回世界社会学会議横浜大会活動レポート】
7月13日(日)から19日(土)まで第18回ISA世界社会学会議がパシフィコ横浜で開催されました。
長年にわたり学会はじめ官民一体となって誘致につとめ、東アジアで初めての開催となったものです。
「格差社会と向き合う―グローバル社会学をめざして」というテーマのもとに120ヶ国から6千人以上の研究者が集まりました。
3.11の東日本大災害をはじめ出生率低下、高齢化、外国人労働者、マンガ、コスプレなど日本特有のテーマも取り上げられました。
横浜観光コンベンション・ビューロー(YCVB)からの要請に応えて私たちは会議センターに設けられた観光インフォーメーションデスクで学会参加者やその家族のために英語による観光ガイドボランティアとして活躍しました。
1週間毎日2名、合計14名がYCVBのサポーターの方々と協力して行ったものです。
このような大規模な会議で活動するのは初めてで、昼食時間も十分取れないほどデスクの前に大勢の質問者の行列ができ、嬉しい悲鳴をあげることもありましたが、国際会議やクルーズ客船のボランティア活動で得た経験を活かしてテキパキと対応できました。
多かった質問は観光の定番である三溪園や鎌倉・箱根・東京・京都・羽田・成田・横浜クルーズなどですが、世界遺産指定を反映して「富士山へどう行ったらいいのか」という質問も目立ちました。
その他には、「信用のできる日本で宝石や真珠を買いたい」という人もいれば、「ペットボトルに水を補給したいので給水器を探している」という人もいました。
多忙な活動でしたがそれだけに充実感が感じられ、参加者へのアンケート結果では「とても満足」が約8割に達しました。
ニュース一覧へ