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【3月客船ボランティア活動レポート】

「春の客船シーズンがやって来ました!」

3月15日、ドイツ人を乗せた世界一周の客船「アルタニア号」(44,656トン)が入港したのを皮切りに、3月16日には、過去、横浜に入港した船の中で最大の「クァンタム・オブ・ザ・シーズ号」(167,800トン、高さ72メートル)、3月20日に、世界的に人気があり、皆が憧れるキュナード社ワールド・ルーズの「クイーン・エリザベス号」(90,900トン、高さ56.6メートル)、そして、3月26日の「マリナー・オブ・ザ・シーズ号」(138,279トン、高さ63メートル)と、3月だけで4隻の大型客船が横浜港にやって来ました。 

「アルタニア号」以外の3隻は、海面からの高さが55メートルのベイブリッジを通過出来ないため、ベイブリッジの外側の大黒ふ頭に着岸となりました。

「アルタニア号」と「クイーン・エリザベス号」は世界一周クルーズで、通常の外国客船クルーズ客のパターンでしたが、「クァンタム・オブ・ザ・シーズ号」と「マリナー・オブ・ザ・シーズ号」の両船は乗客が中国人主体のアジアクルーズで、着岸と同時に貸切バスで大挙して東京方面へ向かいました。 

我々は、一部の乗客とクルーが観光と買い物に出かける際の案内・誘導を大黒ふ頭と桜木町駅前で行いました。
今回は活動メンバーの中に中国語堪能者がいたので、普段言葉で苦慮する中国人客へも十分な対応をすることができました。

大型船が着岸した大黒ふ頭の岸壁は自動車積込み専用岸壁であり、広いヤードには建物が全くない、風がまともにあたる場所です。

体感温度も市街地より3~4度低く、特に朝の時間帯は我々ボランティアにとってはきびしいものがありますが、4隻合計で49名のメンバーが早朝から夜まで、精一杯の笑顔で乗船客やクルーを迎え、ホスピタリティ精神を発揮、お客様に喜ばれました。 

上記4隻の活動をもって2015年度(2015年4月1日~2016年3月31日)の客船ボランティア活動を終了しましたが、客船27隻、活動メンバー213名という活動実績になりました。

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